現実逃避で自分の潜在意識に問いかける -高橋優太

どうも、高橋優太です。 自分はよく現実逃避をします。 現実逃避をしすぎて、もしかしたら逃避先の世界が現実で、今こうしてコラムを書いている世界が架空の世界なんじゃないかと錯覚することもあります。 今回は現実逃避について。 ただ単に現実逃避をするのではなく、ちょっと考え方を変えるだけで、実は自分の能力向上につながるかも? というお話になります。

2つの現実逃避を使い分けてマイナスをプラスに、プラスをもっとプラスに

まず現実逃避という言葉の意味を見てみましょう。 wikipedia先生に尋ねると、このように定義しています。
現実逃避(げんじつとうひ、英語:escapism)は、現実に求められたり、何かしなくてはならない物事から意図的に注意や意識をそらすための行為や心理状態。困難な状況から目をそむけ、不安から逃れようとする機制。

wikipediaより

要するに「現実から逃げること」という意味ですね。 確かに、日常でこの言葉を使用する時、またはこの行為を行う時は基本的にマイナスな時だと感じます。 そんな現実逃避ですが、大きく分けて2種類に分類されると思っています。 何かを忘れたい時。 そして何かを取り入れたい時、です。  

何かを忘れるための現実逃避は熱中すること

何かを忘れるために行う現実逃避は、今ある目の前の嫌なことを考えなくてもいいくらい熱中することです。 「没頭する」という表現の方が正しいかもしれませんね。 好きなことや、単純作業の繰り返しなんかがこれに当たります。 説明する必要もないかと思いますが、好きなことは映画鑑賞やスポーツだったり、友人と遊んだり飲みに行ったりとかでしょうか。 単純作業の繰り返しであれば、パズルを組み立てたりとかですかね。 人によって、また逃避したいと思った事象によって、どの方法で逃避するのが適切か?というのは変わります。 あなたにも、 精神的に疲れてしまった時はこれをやって逃避しよう 肉体的に疲れてしまった時はこれをやって逃避しよう という方程式が、これまで生きてきた中で、自然と現実逃避ルーチンが出来上がっていることと思います。 振り返って思い出してみましょう。 あなたの現実逃避の手段はなんですか? 自分の場合は、サウナ、サーフィン、スノーボード、飲み、ゲーム辺りが、この「何かを忘れるための現実逃避」として使います。 これを行なっている時は、他のことを考えなくてもいいくらい熱中できます。何時間でも没頭できます。 このように言うと勘違いされる方がいらっしゃいますので補足させていただきますが、注意していただきたいのが、このサウナ、サーフィン、スノーボード、飲み、ゲームを、現実逃避をしたいからという理由だけでやっているわけではないということです。 別に、逃避をする必要がない時でもやります。 もしも僕が「この間サウナ行ってきてさ…」「今朝サーフィンしてから仕事して…」とか言ったとしても、 「あぁこいつまた現実逃避するほど嫌なことがあったんだなぁ」と思わないでくださいね。 どちらかというと現実逃避をするために行うことの方が少なく、頻度で言えば10回に1回あるかないかくらいですので。  

何かを取り入れるための現実逃避は創造すること

何かを取り入れるために行う現実逃避は、新しいアイディアや発見、気づきを得るために行う擬似体験です。 言い換えるなら「別の次元に意識を飛ばす」ですかね。 ドイツ哲学者フリードリヒ・ニーチェは以下のように言っています。
Beware that, when fighting monsters, you yourself do not become a monster… for when you gaze long into the abyss. The abyss gazes also into you.” 怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることのないように気をつけなくてはならない。 深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。

フリードリヒ・ニーチェ「善悪の彼岸」より

わかりやすく言い換えれば「ミイラ取りがミイラになる」にならないように気をつけてね!です。 深淵とは、「シンエン」と読みます。 深いふち、底知れぬことの例えとしても使われたりします。 自分の潜在意識、すなわち自分の意識の深淵に触れるには、自らの意識の中に入っていかないといけません。 深く、深く、自分の意識の届かない深いところまで入り込まないといけません。 意識の届かない領域にたどり着いてこそ触れることができるのが潜在意識なのです。 この潜在意識には、素晴らしいアイディアや発見、気づきになるようなことがたくさん隠れています。 自分の意識の中には凡人では絶対に思い付かないような奇抜なアイディアや、ノーベル化学賞をカンタンに受賞できてしまうような発見がゴロゴロ転がっているんです。 こう言われてしまうと、 「なにそれ、そんなにいいお宝が隠されているんだったら、自分も自分の潜在意識に触れてみたいんだけど」 「自分も深淵を見てみたいんだけど」 と思う方がいるかもしれません。 この自分の深淵に触れるという行為、これすなわちもうひとつの現実逃避なのです。 これからその深淵に触れる方法をお伝えしていきますが、先ほどご紹介したニーチェの言葉では、ニーチェは深く入りすぎないように注意しなさいと言っています。 しかし、深く入りすぎないと見ることができないのが、この深淵にある潜在意識です。 今回紹介する方法は、深淵の奥底に入るけど深淵の奥深くまで入らない方法です。 矛盾しているように聞こえますし、自分でも矛盾していることを言っていると思います。 ただしこの矛盾する方法で、僕は自分の深淵に触れ、時として潜在意識の中から奇抜なアイディアや気づきを拾い、自分の可能性を広げているのです。  

意識の深淵に飲み込まれずに深淵に触れる方法

人間は日常の生活の中で脳を10%しか使えていないという話はよく聞きます。 自分の潜在意識は、普段使われていない90%に潜んでいます。この普段使っていない90%の領域こそが意識の深淵なのです。 誰でも、カンタンに、今すぐに、手っ取り早く深淵に触れる方法は存在します。 それはドラッグです。 ドラッグは精神状態をいろんな形に変化させる力を持っています。 ただし、誰でも、カンタンに、今すぐに、手っ取り早く深淵に触れることはできるのですが、ほぼ100%に近い確率で深淵に飲み込まれます。 これではダメですね。まさにミイラ取りがミイラになってしまいます。 ニーチェの忠告を守りつつ深淵に触れるには、何か別の方法を取らなくてはいけません。 ちゃんと戻って来れる状態で深淵に触れ、そして得るものだけを得て戻って来なくては意味がないのです。 ドラッグを使わずに意識の深淵に触れ、そして戻ってくる方法、それは擬似体験です。 しかも、限られた区画の中で行う擬似体験。これこそが意識の深淵に飲み込まれずに深淵に触れる方法なのです。 この限られた区画の中で「憑依」に近いくらいまで深く入り込んで、みなさんも潜在意識の中にあるお宝をジャンジャン拾ってきてくださいね!というお話になります。 さぁ、これで皆さんも潜在意識から自由にお宝を拾ってくることができますね? では今回のお話は以上とさせていただきます。 ・ ・ ・ ・ あれ?分かりませんか? ちょっと難しかったですかね。 では端的に言いましょうか。 Art(アート)に触れましょう これです。 Art(アート)とは広い意味で使われます。 絵画もそうですし造形物もあります。音楽もあります。詩という形で表現されることもあります。 アートに触れ、その世界に入り込み擬似体験をすればいいのです。 ピカソのムンクの叫びを見て、自分がムンクになり、ムンクの人生を擬似体験すればいいのです。 ロダンの考える人を見て、自分が考える人になり、その人生を擬似体験すればいいのです。 これがちょっと難しいと思う方は、自分で作品を作ってみてもいいかもしれません。 誰に見せるわけでもないわけですから、下手クソでも何かしら作ることはできますよね? これを行うことでイマジネーション(想像力)が鍛えられます。 イマジネーションとは、意識の深淵に入っていった際に、正常に意識を保つために必要な能力です。 潜在意識に触れ、そして深淵の中から確実に戻ってくるためにはイマジネーションは必要不可欠なのです。

Art(アート)に入り込むか、自らArtを創り出すか

先ほど、アートに触れる方法とアートを創る方法と2つあるとお伝えしました。 どちらでも自分に合う手段でイマジネーションを鍛えていけばいいのですが、自分は圧倒的に後者が合っていると感じます。 今回は、自分なりの「アートへの触れ方」を紹介させていただきます。 皆さんが創り出す方のアートに触れるための参考になれれば幸いです。

模写ではなく空想画を描いて深淵に触れる

ここで言う「アートを創り出す」とは、模写ではなく空想画のことを指します。 昔、美術の授業で絵を描くことがあったかと思います。 先生が「はーい皆さん、これからみんなでウサギを描きましょう」 と言った時に、ウサギを見ながら描くこと。これが模写です。 自分の記憶の中にあるウサギを思い返しながら描くこと。これが空想画です。 今回はイマジネーションのトレーニングですから、実在するウサギを描く必要はありません。 自分が思うウサギであれば、犬を描いて「これはウサギだ」と言ってしまえば正解になります。 更にやっていただきたいのは前後のストーリーを必ず作ること。 できるだけ細かく、鮮明に。です。トレーニングですからね。 絵に映し出せるものは、そのウサギの一生涯の中のたった1秒だけです。 絵に時間軸は入れられません。 ですので、ウサギの一生涯の中で最も映える1秒を描いてあげるようにしましょう。 これをやるとですね、不思議なことにウサギの人生のワンシーンに自分の人生が入ってくるんですよね。 自分が過去で体験したことや経験してみたいと思っていたこと、悔しい経験、嬉しい経験、理想とする能力、容姿、交友関係・・・ 細かくストーリーを作れば創るほど、なぜかビックリするほどに自分の本音の部分が現れてくるのです。 潜在意識が、潜在意識の方から勝手にオモテに出てきちゃうんですよね。 ウサギという別の人生を擬似体験することで、自分の潜在部分にある願望や体験を引っ張り出すことができるのです。

出典:wikimedia

 

自分ではない別の何かが発するメッセージを代返する

詩を書く、小説を書くといったことも、創り出す側の行為です。 先程「空想の中のウサギ」の話をしましたが、それを絵ではなく文字で表現することがこれに当たります。 自分の場合は、それを音楽に乗せて表現します。 なぜ音楽に乗せるのか? それは僕がミュージシャン(アーティスト)だからです。 たまたまミュージシャンとしての経験があり、音楽に乗せた方がストーリーを創りやすいからそうしているだけであって、皆さんがイマジネーションのトレーニングにはそこまでやる必要はありません。 まずはこちらをご覧ください。 いや、本当は見なくてもいいんですけど。 これは、2017年にCOINOTAKU名義で発売されたアルバム「コインオタク~仮想通貨教団~」のリードシングル「もっと来い!ビットコイン」という曲です。 このアルバムは全11曲、全て仮想通貨に関連したテーマで作られています。 どの曲もその世界に入り込んで、その人やモノ、世界の一部始終を代返する形で詩に書き起こし、そして曲として表現しています。 ビットコインの気持ちを表現した曲 億り人トレーダーの気持ちを表現した曲 そしてマイニングの機械の気持ちを娼婦に例えて表現した曲 ぶっ飛んでますね。 ビットコインも人じゃないし、マイニング機械も人ではない。 気持ちなんてあるわけない。 けど、別の世界を擬似体験してその人(モノ)に憑依することで、その気持ちを理解することはできるのです。 詩や小説は擬似体験したことの、単なる日記です。 トレーニングさえすれば誰でも同じことはできるようになります。

イマジネーションを伸ばすことで身に付く能力「メタ認知」

さて、ここから無理やりビジネスの話に持っていこうと思います。 ここまでのお話を一旦まとめましょう。
まとめ
・現実逃避は2つ種類が存在する ・何かを忘れるための現実逃避は熱中すること ・何かを取り入れるための現実逃避は創造すること ・後者はイマジネーションが鍛えられる ・イマジネーションを鍛える方法は擬似体験 ・アートに触れると擬似体験を感じやすい
なぜこのイマジネーションを鍛えることをお勧めするか? それは、あなたにもイマジネーションの裏側にある「メタ認知」を身につけて欲しいからなのです。 メタ認知。 聞いたことがない人もいるかもしれませんので、wikipedia先生を呼んでみましょう。
メタ認知(英:Metacognition)とは、「メタ(高次の)」という言葉が指すように、自己の認知のあり方に対して、それをさらに認知することである。メタ認知という概念の定義やその活動は分野によって様々であるが、心理療法や認知カウンセリングをはじめ、ものごとや経験に対して正しい理解を行えているかなど、自分の認知行動を正しく知る上で必要な思考のありかたを指すことが一般的である。

wikipediaより

ということだそうです。 メタ認知とは、メタ(高次元)から自分を見下ろすこと。すなわち、自分を第3者目線から見る能力です。 別の次元、角度からもう1人の自分を見ることにより、目の前に起きている事象を公平にジャッジすることができます。 組織を運営する上では、このメタ認知という能力は必要不可欠です。 常に全体が見えていないと正しい判断はできないですからね。 人と対話する時も、このメタ認知という能力は役に立ちます。 怒っている自分、悲しんでいる自分を客観的に見て、正しいジャッジや発言をすることができますからね。 新いアイディアを考えている時も役に立つでしょう。 あれやこれや考えている自分を別次元から見ることで、自分独りでは辿り着けないアイディアが降ってくることもあります。 イマジネーションを育てるということは、新しい自分に出会えるチャンスが増えるということなのです。

まとめ

さぁ、ここまで読んでくださった方は僕のメッセージをちゃんと受け取ってくれたと思います。 自分の潜在意識の中にあるもうひとりの自分を引きずり出し、高次元の視野を持つ人間になりましょう。 そして自分もまだこのトレーニング中の段階です。 どちらが先に答えを出せるのか・・・・勝負しますか? 最後に、文中で紹介しましたCDですが、全国のCDショップにて購入することができますし、以下のサイトでもダウンロード可能です。 まぁ、直接言っていただければ、無料で差し上げますけどね(笑) COINOTAKU 「コインオタク~仮想通貨教団~」
1. Always on the Golden Cross feat. MAIAM 2. OKURIBITO 3. Amateur Minning Girl 4. Time Crossing feat. Revival Stance 5. もっと来い!ビットコイン 6. Crypto Dragon feat. Key.i.m from Revival Stance 8. We Are All Bitcoin ~COINOTAKU ver.~ feat. Zhang Zhang 9. Amateur Minning Girl (Acoustic Version) 10. 分散型台帳 11. ライオン
【配信サイト】 iTunes Store/ Apple MUSIC / Amazon music / Prime music / music.jp STORE / oricon ME! / Spotify / KKBOX / うたパス / レコチョク / mora / Media Do / Google Play Music / LINE MUSIC / AWA / SMART USEN / dwango.jp / OTOTOY / Rakuten Music / mysound / Gracenote / Shazam ※DL料金は配信サイトにより異なる 【参考サイト:アーティストCOINOTAKUとは?】 https://coin-otaku.com/topic/28412

【今月のスケジュール】2021年12月

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「国家プロジェクトは一番信用ができない」-いとけんコラム

こんにちは!アベンチャーズのいとけんです。

いつもは動画で情報を届けておりますが、本コラムでは私が密かに感じているまだ動画にしていない内容を先出するテスト配信のような気持ちで執筆しております。

第四回目となる今回のテーマは「国家プロジェクトは一番信用ができない」です。

信用社会において最も信用が高い代表格、それは『国』でした。

今現在も『国』の信頼度は高いでしょうか?

そこに疑問を持つようになったので今回のコラムで解説させていただきます。

このコラムの読者の方は、起業家や投資家を想定しております。

この職種の方々は、個人、法人問わず様々な取引を経験されており、痛い目に会ったこともあるのではないでしょうか。

すると独自の信用チェック項目を持つようになります。

『若い人は取引リスクが高い』『事務所にコレがあると危険』『名前の漢字で偽名を見抜く』などノウハウが貯まっていきます。

もちろん良い項目もありますね。『〇〇さんの紹介は鉄板』『〇〇という組織の会員であれば信頼がおける』など。

これは経験則のなせる技です。

この嗅覚が一気に無価値になってしまうのが「国との取引」です。

国はそもそもが信用の塊のような印象があり、チェックが働かないということもあります。さらに、国との取引は頻繁にあることではないので、経験則が身に付きにくいという課題もあります。

最近伊藤が経験した国との取引での失敗談を共有させていただきます。

「〇〇大臣」との取引が白紙へ

代表的なものは利権です。利権獲得のために日々献金をしたり、会合に出たりと泥臭い営業をこなすのも起業家や投資家の華々しくない一面です。

日本では、2021年10月に衆議院選挙がありました。結果は周知の通り、大臣がほぼ入れ替わり新しい内閣が発足しました。

当然、いままでやっていた営業活動は無になります。

もちろん選挙の仕組み上、とても正しい民主主義のあり方です。

ただ、こんなに高頻度で人が入れ替わると国と絡めた仕事をやる立場からすると本当に何も進まないというデメリットが生じます。

残念ながら内閣入りができなかった元大臣の方々を継続して支援させていただき、なんとか今までの活動の身を結びたいと考えております。

それにしても一夜で何もかも変わるとは、、国との取引はギャンブルですね(笑)

※写真はイメージです。鳩山さんはめちゃくちゃ良い人でした。

全然何も共有してもらえない国家機密

当然と言えば当然ですが、いくら仲間だとしても一般市民に機密に相当するものを開示するわけには行けません。それは伊藤も認識しております。

機密とはどこからが機密でしょうか?

公にしていないものは全て機密です。

例えば、その日何を食べたか?という話も機密です。

何を食べたか知りたいわけではなく、スケジュール調整がめちゃくちゃ大変で打ち合わせができないし、話がどこまで進んでいるかもわかりません。

仕事仲間として認識しているのはこちらだけで、話はどんどん進んでいき、知るのはニュースで大衆と同じタイミングで決定事項を知らされます。

要はやりにくいので仕事がうまくいきにくいということです(笑)

どんな大きな仕事をしているのだ!?と感じる方もいるかもしれませんが、至ってシンプルに要人の渡航サポートだったり、土地の開発計画だったり本当に普通のビジネスです。

いつ、どこで、誰が、どんな目的で、いくらの予算をという話がない状態でのビジネス展開は忖度なしには進まず、まさにギャンブルです。

 

国家プロジェクトは凍結しやすい

国家プロジェクトへ投資をすることもあります。国が予算を割いて、国会で決定し、着工したビジネスであれば、まず間違いなく進むと考えるのが投資家の悲しい性です。

普通に考えれば、ここまで慎重に事を進めているにもかかわらずビジネスが滞る原因は、何か天災が起きたり、想定外の天変地異か何かだと思ってしまいます。

じつは、国家プロジェクトは意外なところから破綻します。

不祥事です。某週刊誌の記者の方は本当に日本国を潰せるぐらいの秘密を握っており伊藤は個人的に海外の一流スパイの集団なのではないかと勘繰っております。

国の一挙手一投足は1億人以上の国民に監視されており100%完璧な状況でなければなりません。

『100%完璧』なんていう言葉は、いまの小学生でも言わないような表現ですが、国はこれを守らないといけない立場です。

そして、悲しいことに100%完璧であることは早々なく、多くのプロジェクトが何かしらの不祥事や告発によりストップします。

こんなにやったのに、、もったいない。。と考えるまもなくプロジェクトは数十年単位で凍結します。資金回収はもちろん不可能です。

国との取引はギャンブルの一言

今回の事例以外にも、多くの方が『国なら大丈夫!』と思って投資やビジネスをしているのではないでしょうか?

国こそが本当に信用チェックが必要な取引相手であり、後で問題が生じても修正が効かないというギャンブルリスクが高いということをご認識ください。

そんなギャンブルリスクを抱えてなぜ人は国と取引をするのか。

それは、某不動産会社の「地図に載る仕事」という理念と近く、国との仕事を成功させると「歴史に残る仕事」になるためです。

自分がその時代に生きた証明とも言える結果を残せることは、とても満たされる経験となります。

これからも良い意味で歴史に残せるように日本国だけでなく、各国と取引を継続していきたいと思います。

コラムで取り上げて欲しい内容があれば、お気軽に伊藤のSNSアカウントへお気軽にメッセージを送ってください。

また次回のコラムも楽しみに!

「お金で解決できなかったこと一覧」-いとけんコラム

こんにちは!アベンチャーズのいとけんです。

いつもは動画で情報を届けておりますが、本コラムでは私が密かに感じているまだ動画にしていない内容を先出するテスト配信のような気持ちで執筆しております。

第三回目となる今回のテーマは「お金で解決できなかったこと一覧」です。

なぜこの話を取り上げるかというと、よくいただく質問に『伊藤さんはいくら資産を持っておりますか?』という内容が多いためです。

気になりますよね!?

答えは言いません(笑)

多くの投資家は今の時点でいくら持っているか?という感覚で自分の資産の棚卸しはしていないんじゃないかなと思います。

資産の大半が変動しますし、言葉にすると利益確定をしたかのような錯覚を自身でもしてしまうため、あまり言いたくない(確定させたくない)というのが正直なところです。

銀行預金がいくら入っているかくらいは伝えられますが、興味ある方はオフ会で聞いてください^^

たまに『いくらくらいだよ』と話すと皆さん夢を語り、あれもできるこれもできるというお金を何に使うかという宝くじに当たった時の妄想合戦が始まります。

多くの方が語る夢は現実問題お金持っていても大体が叶いません!というドリームキラーのような話を今回のコラムで伝えたいと思います。

ぜひ夢を実現するための反面教師として活用していただければ幸いです。

お金で解決できなかったこと第一位「人の行動を変える」

はい。これにつきます。

お金で人は動きません。

会社経営されている方も雇用されている方も体験されていると思います。

給料を支払っても思い通りの行動をしてくれないですし、給料をもらっていても何でもかんでも会社の指示通りに動くということでもありません。

仕事で言えばまだお金の影響力は大きいですが、友人、家族になるとどうでしょうか。

お金払ってもダメなものはダメです。

むしろ、お金に頼りすぎると、その人の求心力はより一層低くなると感じます。

夢の中に「お金があったらみんなでこれしたい!」「お金があったら家族でこれしたい!」という主語が『自分』ではない夢をお持ちの方は、お金ができる前の準備が非常に大事になります。

お金ができる前から友人や家族としっかりと話し合いをすることをお勧めします。

一人だけお金がある状況で、みんなを巻き込むことは日頃の行いが出ます(笑)

ちなみに、好きなだけゲームをしたいとか、好きなだけ本を読みたいというような一人で解決できるような夢は叶います。たいていの一人でやることはそんなにお金かかりませんので、思い立ったらすぐ叶えちゃいましょう。

※伊藤がやりたいことをやるときは一人が多い(写真:信州ゴールデンキャッスル)

お金で解決できなかったこと第二位「自由な時間を手に入れる」

一見、お金を持っていれば自由な時間を無限に作り出すことができそうですが、これも意外とハードルが高い夢の一つとなります。

その理由は社会性です。

『自由な時間』がすなわち『自由な仕事』のことであったらそれは叶います。

仕事はほぼ選びたい放題なので、フレックスタイムで働ける環境はすぐに作ることができるでしょう。

プライベートな空間も含めて自由な時間を手に入れるとは、社会とのつながりのバランスを取る必要があります。一歩間違えば引きこもりとなり、社会に戻る際にとても戻りにくくなります。

伊藤が知っている自由な時間を手に入れている人の特徴は「都心から離れて暮らす」「家族を持たない」「連絡先を断つ」ということをやっております。ほぼ逃亡者みたいな生活になります。

社会性のある方が求める自由な時間とは『そこそこ社会と繋がりがある状態』を指すことが多いです。

社会とつながると社会は引っ張り出そうとしますので、気がつくとフルタイムで働いているくらい忙しくなります。

大事なのは「お金」ではなく「覚悟」です。

仕事を依頼され、何かお誘いを受けて「今日は忙しいからお金払うからまた今度誘って」という断り方はしないと思います。お金は関係ありません。関係を断つか継続するか「覚悟」を決めればお金がなくても自由な時間は手に入ります。

お金で解決できなかったこと第三位「好きなものを好きなだけ買う」

宝くじが当選したらやること第一位はこれでしょう。

そして、だいたい数日でこの消費活動はしなくなります。好きな物を好きなだけ買うという行為が本当は好きではなかったということに気づくという感じです。

理由は単純です。

なぜ物を買うのかよくよく考えてみましょう。

人は必要だから物を買います。使うから物を買います。

お金持ちになったら体が二つになるわけではありません。体は一つ、持っている時間は24時間で変わりません。

要はそんなに物いらないんです。

金持ちの代名詞といえば「別荘」「複数の高級車」あたりでしょうか。

これ必要ですしょうか?おそらく、仕事で役立つ場面はあるでしょう。今回は仕事と紐づけずに消費だけを考えてみます。

アクセサリーや服なども同様です。お金を持ったからと言っていきなり1日に2回も3回も着替えたりしないのでそこまで物は必要ではありません。

もちろん、コレクションとして欲しい物や趣味としてハマっているのであれば消費活動をするでしょう。お金持っている人は極端に物が多いか少ないかのどちらかに収束します。伊藤は身の回りのものをかなり減らすことになりました。

みなさんの稼ぐ意欲を失わせてしまっていないか心配です(汗)

※水素自動車は凄い!となるけど欲しいかと言われると今はいらないかな(写真:水素自動車MIRAI試乗会のひとコマ)  

番外編 お金で解決できたこと!「健康・長寿」

最後に、これは稼いで良かったな~と思えたポイントをお伝えします。

ズバリ『健康と長寿』です!

世の中景気が悪くなっております。特に日本は数十年ずーーっと経済は悪化の一途を辿っております。すると、こんな状況を後何年やればいいのか。。と生きる気力がなくなってしまいます。

お金を払えば万能薬を買って健康寿命が延びる!と言いたいわけではなく、お金があると大体の世の中のストレスから解放されます。

ストレスから解放されれば、健康も維持できますし、長生きをしてもっと色々やりたいという欲求も生まれてきます。

日本では若者よりも年配の方が元気であるということを体感します。これもお金が影響します。

1000万円持っている若者よりも1000万円持っている年配の方が元気です。

若い世代はこれからの長い一生の生活で不安やストレスがあまりにも大きく見えてしまい。こんなに不安になるのであれば長生きしたくないなという感情が生まれます。

肝はお金があるかどうかだけの話であり、いくらあったら健康になるという話ではありません。

不安やストレスがフリーになる程度はお金を持っておく必要があります。

人によってはお金がなくてもこの健康や長寿を持っている人もおります。YouTubeやベストセラーになる書籍のテーマはだいたいがお金がなくても幸せになる方法を解説しております。

もちろん、そのやり方でも良いですが、シンプルに稼いでしまえばみんな健康・長寿を得ることができますので、アベンチャーズでは継続して「稼ぐこと」と「健康・長寿であること」を伝えていきたいと思います。

コラムで取り上げて欲しい内容があれば、お気軽に伊藤のSNSアカウントへお気軽にメッセージを送ってください。

また次回のコラムも楽しみに!

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