「悪いインフレの時代にどのように生き抜くのか?2022年バージョン!」-いとけんコラム

こんにちは!アベンチャーズのいとけんです。

いつもは動画で情報を届けておりますが、本コラムでは私が密かに感じているまだ動画にしていない内容を先出するテスト配信のような気持ちで執筆しております。

第十二回目となる今回のテーマは「悪いインフレの時代にどのように生き抜くのか?2022年バージョン!」です。

経済成長のためにインフレを目指していたはずが、なぜかインフレが悪いことのような報道がなされるようになりました。

これは賃金が上がらず、経済成長以外の原因でインフレーションが起きるということが起きているからです。

その原因は、コロナの長期化だったり、ロシアが始めた戦争だったりと追求し始めたらキリがありません。

結果、今は悪いインフレが起きているということに注目し、生き抜く方法を個人的に考えてみました。

節約&インフレに強い資産で3年間辛抱する

節約とインフレに強い資産へ投資をするというのは、悪いインフレの時の教科書通りの回答となります。

できるだけ、支出を減らすことで生活困窮まで至らないようにします。

大体の目安としては、月の出費を7割程度まで圧縮すれば良いようです。

30万円/月程度消費する世帯の場合、9万円の圧縮になります。

まあまあ大きいですね。

引っ越しをする、車など維持コストが高いものを手放す。習い事を止める。定期購入をしているものを解約するなどが考えられます。

生活困窮ってどのレベル?が気になるところですが。

憲法で保障されている『文化的生活』も流動的で定まっていないのが現状です。

生活保護は大体15万円/月の支給です。普通の世帯の収入を日本の平均世帯所得から計算すると35万円/月となります。

文化的生活を最低限するためには、平均の4割ほどの収入が必要なようです。

生活水準は相対的なものになりますので、年収1000万円超えの生活している人が15万円/月で生活するのは無理があるでしょう。

現実的には、今の収入の7割程度までの節約にとどめると良いでしょう。十分にやる意味があります。無理に4割程度まで節約をすると今の生活に戻ることが困難になる恐れがあります。

元の生活スタイルに戻らないと決めている人は4割まで落として良いですが、経済は繰り返しますので必ず復活します。多くの方にとっては元の生活に戻ることが目標になると思いますので、7割生活を2年間維持することを目標にしましょう。

インフレに強い資産は色々あります。不動産でも株でも外貨でもそれぞれメリットデメリットがあります。

今のような不安定な世界であればコモディティや金(GOLD)も組み入れておいた方が良いでしょう。

インフレに強い資産であっても、全ての資産をリスクヘッジへ割り振るような極端な投資は避けましょう。

またすぐに使える貯蓄も重要です。

最低でも1年間は生活をするための資金を手元に保管する必要があります。

では次に、一般論では語られない伊藤個人的なインフレ対策を解説します。

ピンチはチャンス!自己資金を使わず挑戦しまくる!

世の中がピンチの時ほどチャンスとはよく言われます。

これは強がりで言っているのではなく、本当にそうだから昔から格言として機能しております。

ピンチということは万全な体制ではありません。失敗する可能性が平常時より高いです。

だから、挑戦します。

単純な逆張りではありません。

例えば、いまロシアは誰も投資していないから絶好のチャンス!とばかりにロシアへ投資をすれば最悪な結果になることは目に見えております。

何やっても良いというわけではなく、平常時であれば成功したようなビジネスモデルに着目しましょう。

外部環境が悪かったからうまくいかなかったものは、環境が良く慣れば成功する可能性が高まります。

そして、このようなチャンスをきっかけに人生を大きく変えることができます。

失敗は平常時でも当たり前に存在します。平常時だったら成功するというのは妄想です。

結局、挑戦するかどうかの方が重要であり、チャンスがあるかないかという時の運に影響しております。

伊藤が個人活動をしていて非常に多くの企業からお声かけを頂いております。

世の中が安定していて何をやっても成功するという市場だったらここまで声をかけていただく機会はなかったでしょう。

そして、伊藤個人でできることも限られるのでコミュニティの人にどんどんチャンスの情報を開示していきます。

伊藤が個別に相談を持ちかけたときはぜひ挑戦してみてください。

コラムで取り上げて欲しい内容があれば、お気軽に伊藤のSNSアカウントへお気軽にメッセージを送ってください。

また次回のコラムも楽しみに!

「戦争が起きて気づいた新しい投資ルール」-いとけんコラム

第十一回アベンチャーズいとけんコラム「戦争が起きて気づいた新しい投資ルール」

こんにちは!アベンチャーズのいとけんです。

いつもは動画で情報を届けておりますが、本コラムでは私が密かに感じているまだ動画にしていない内容を先出するテスト配信のような気持ちで執筆しております。

第十一回目となる今回のテーマは「戦争が起きて気づいた新しい投資ルール」です。

残念なことに人類はまた戦争という最悪な人災を招いてしまいました。

ここで深くは追求しませんが、もちろん私たちは戦争は反対です。

ここでは、投資家として「戦争」という有事はどのような思考で乗りこなせば良いのかを解説します。

『戦争が起きたら買い!』は裏付けデータなし

戦争が起きたら金融商品の価値は下がり、安全資産の金(Gold)の価格は上がります。この事実が拡大解釈され、戦争が起きたら(価格が安くなるから)金融商品は買い!という話になって今に至っております。

有名な金融メディアは何度も戦争と株価の相関関係を論じており、その度に戦争が起きたら株を買いましょうとは言えないという結論が出ております。

伊藤個人の意見を述べさせていただきます。

戦争が起きる起きないに関わらず、大衆の感情が金融商品に与える影響が大きいです。

大事なのは戦争や災害は大衆の感情を刺激するきっかけであるということです。

大量の被害者を出してもすぐに忘れ去られてしまう有事もあれば、小さい事件でも後世に注がれるほどインパクトが大きい有事もあります。

今回のロシアが仕掛けた戦争は「プーチン大統領」という世界中が認識しているランドマークの進退劇につながります。実際の戦争で受ける被害だけでなく、直接関係のない国までも大衆の感情が高ぶり、大混乱を招く可能性が高いです。

世界最大級の経済の混乱は戦争が終わった後も継続することになるでしょう。

このことからも、今回の戦争をきっかけにした先を何も考えていない「買い」は行わない方が良いです。

有事の震源地の回復を始めたタイミングを見極める!

今回、ロシアが震源地となります。ロシアの法定通貨ルーブルは大幅に価値が下落し、ロシアの上場企業の中には1日で株価が45%下落した銘柄もあります。

まだ戦争は終わりが見えません。今後も下落は続くでしょう。

『落ちるナイフを拾わない』という相場の格言であり、下がっている最中の銘柄に手を出したら危険だよという教訓を表しております。

落ちるナイフの中にはもう使い物にならない銘柄もあるでしょう。

本来投資家が手を出すべきものは長期的に未来が期待できる銘柄です。人より早く行動するのは大切ですが、初めからそれができる人はおりません。

最初は周りと同じ行動をする程度で大丈夫です。

ロシアの戦争が終わり、最初の決算が出るタイミングで営業の数字は戦争の影響を受けておらず、ロシアという風評被害で株価が低迷している銘柄を拾うようにしましょう。

実はそれぐらい慎重に動いても投資は遅くありません。 なぜか、人よりも早く!人がしていない行動を!と取り憑かれたかのように初心者ほどリスクを取りたがります。。本当にそのような行動はやめた方が良いです。

コラムで取り上げて欲しい内容があれば、お気軽に伊藤のSNSアカウントへお気軽にメッセージを送ってください。

また次回のコラムも楽しみに!

オンラインが根付いた現代におけるコミュニティ経済の重要性 -高橋優太

どうも、高橋優太です。 「オンラインが根付いた現代におけるコミュニティ経済の重要性」というなんとも堅苦しいタイトルでスタートした今回のコラムですが、中身はそんなに難しい話ではありません。 このアベンチャーズというコミュニティを運営し、また他のコミュニティのコンサルティングを行なっている中で気づいたこと、現代におけるコミュニティの在り方、そして未来の在り方についてお話しします。 サードプレイスを既にお持ちの方はもちろん、自分に合うサードプレイスをお探しの方にぜひお読みいただきたいと思います。

時代に合わせた形へと変化するコミュニティ像

世の中には様々なコミュニティが存在します。 インターネットが普及する前までは地域に密着した小さな集団でしかなかったこのコミュニティと言われる集団ですが、インターネット普及により全国へとその範囲は広がり、そして世界中のどこにいても集団に加わることができるような世の中になりました。 またハードルも下がりましたね。 過去の地域密着型でしか形成できなかったコミュニティは、人見知りの性格や世間体を気にする若者世代は参加しづらく、人生経験を成熟させた年配の方を中心に広がっていました。 しかしインターネットにより「匿名」の部分が強化され、誰でも簡単に参加することが可能となりました。 これにより、自分の所属したい集団に自由に所属でき、そしてまた離れたい時にも自由に離れることができる。そんな便利な形へとコミュニティは進化し、オンラインへとそのフィールドを移していったのです。 今や、何かしらのオンラインコミュニティに参加していない人の方が少なく、1つ以上のオンラインコミュニティに所属することが当たり前の世の中になりました。 これを読んでいただいている皆さんは何気なくコミュニティに所属をしている方がほとんどかと思いますが、このコミュニティを現代ではサードプレイスと定義づけられます。

サードプレイスとは心の拠り所

まずはサードプレイスという言葉の定義です。
サード・プレイスとは、コミュニティにおいて、自宅や職場とは隔離された、心地のよい第3の居場所を指す。サード・プレイスの例としては、カフェ、クラブ、公園などである。

wikipediaより

Wikipediaによれば、サードプレイスとは「心地のよい第3の居場所」とされています。 サードというくらいですので、当然ファーストとセカンドもあります。 ファーストプレイスとは家族や親族など、血縁の集団を指します。 そしてセカンドプレイスは学校や職場、いわゆる公共の集団を指します。 サードプレイスは家族でも学校でもなく、自分が自由に選択して参加することができる集団のことなのです。 Wikipediaにも書かれていますが、このサードプレイスに含まれる場所としてはコミュニティだけに限ったものではなく、独りで行くカフェや公園なんかも同類とされています。 ただし前段でもお話ししたように、サードプレイスはインターネットの普及によりオフラインからオンラインへとフィールドを移し、今の時代に合う形へと進化しています。 気の許せる友達との輪は日々対話するメインのフィールドをLineグループへと移し、趣味や学びの輪もまたwebサイトやSNS、アプリといったオンラインへと移しています。 今やスマホやPCを持っていなくてはコミュニティにすら参加できない時代になってしまったのです。

ストレス社会の特効薬はGABAではなくオンラインコミュニティ

さて前置きはこれくらいにして、なぜ今の世の中にサードプレイスが必要なのか?というお話をしたいと思います。

オンラインコミュニティの用途は攻めと守り

人々がサードプレイスを求める理由
・情報収集のため ・人脈形成のため ・孤独感の解消のため ・メンタル維持、またはリセットのため ・自分の存在意義の確立、または確認のため ・心の支え
人々がサードプレイスを求める理由を言葉にするとすれば、この辺りの表現が適切でしょうね。 特に、近年では趣味嗜好の十人十色化が進んでいます。 昔はみんながやっていることを真似てやる時代、有名人やリーダーがやっていることが正しいとされるという時代でした。 しかし今は「自分は自分、他人は他人」という考えが当たり前。 個人のパーソナリティが尊重される時代であり、また個人のパーソナリティが無いとダメとさえ言われている時代です。 現代に生きる人々は、知らず知らずと個人のパーソナリティを確立するために、時代にあくせくと活動させられています。 このあくせくと活動してパーソナリティを固めようとする姿は、誰しもが大っぴらにはしたくないもの。 匿名で参加できるオンラインコミュニティは、まさに自分が努力している姿を隠せる最高の場所なのです。 更に、オンラインコミュニティは誰でも、何箇所でも、いつでも、簡単に所属することができますので、必要によって使い分けることもできます。 自己研鑽用にオンラインコミュニティに所属する。 そしてその裏側では自分の弱さを慰めてもらえそうなオンラインコミュニティに所属する。 いわば、「攻めと守り」のどちらにでも使い分けることができる最強の場所がオンラインコミュニティなんですね。

ストレス社会は闘わず逃げるが勝ち

今のストレス社会に生きる現代人は、例外なく皆疲れています。 何に疲れているか? 仕事に追われて疲弊している? 友人関係に気を遣っている? 老後が不安? 他者と比較させられている? 全て正解ではありますが、もっと大きな概念。そう、「時代」に疲れているのです。 話が逸れてしまいますが、少し多重人格者の話をさせていただきます。 世の中には多重の人格を持つ人間が存在しています。多重人格とは、正式には解離性同一性障害と言います。 多重人格者は、生まれながらにして複数の人格を持っているわけではありません。 幼少期や過去に嫌なこと、例えばいじめや虐待、災害や事故、事件などがあり、その事象のトラウマから2つ目(またはそれ以上)の人格を持つとされています。 現状から逃げたい、目や耳を塞ぎたいという気持ちが頂点に達した時、人が持つ防衛本能により精神の世界で人格を分離し、嫌な部分を担当してくれる人格を作り上げます。 さて話を本筋に戻しますが、コミュニティの話の流れで多重人格の話をしましたが、すでに何が言いたいかお分かりの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そう、このストレス社会はすでに多くの多重人格者を産んでいるということなのです。 しかも「自我を保ったまま」という状態で。 オンラインコミュニティは匿名で、かつ参加も離脱も自由だと言いました。 この形は、自身の新しい人格を自由に作れます。 多くの方が、オンラインコミュニティ内では本名とは別の名前(ハンドルネーム)を名乗ります。 話し口調を変えて発言する人もいれば、普段は内気な性格にも関わらずオンライン上では180度真逆の社交的な性格に変わる人もいます。 内向的な性格の人間が攻撃的な人間に変わることもあります。 オンラインでは素の自分とは別の人格を自由に作ることができ、また失敗したらリセットすればいいだけ。 匿名が担保されたオンライン上では人生のリセットは容易です。 いくらでも新しい人格をチャレンジでき、理想の自分に辿り着くことができるのです。 もしもオンラインで活動できる世の中でなければ、ストレス社会の重圧に耐えきれずに多重人格や様々な精神疾患を患う人は今以上に多かったでしょう。 オンラインというフィールドが逃げ場となり、救われた方は多いと思います。 私もそのひとりかもしれません。 すでに自身のサードプレイスをオンラインコミュニティ中心となっている人は、知らず知らずとストレス社会から逃げる場をオンラインに移し、自我を守るために活動しているのです。 私は、この進化・発展はいい意味で凄いことだと思います。 当然この進化が悪いという見え方もできますし、悪い面についてはあえて割愛しましたが、まずはこの現状を認識していただき、今のこの形を有効に活用してほしいと思います。

オンラインコミュニティの終着地点は独自経済圏

私はオンラインコミュニティを運営する立場であり、また運営する人をサポートする立場でもあり、そして参加するメンバーという立場でもあります。 私は様々な角度からこのコミュニティという集団を見て、その在り方について、日々研究をしています。 その理由は、1番はこのAventures(アベンチャーズ)の繁栄のためですが、個人的にコミュニティ文化がどう進化していくかに興味があるから。という理由もあります。 コミュニティの存在意義は、前段でお話ししたサードプレイスという役目です。 これまでなぜサードプレイスなのか、なぜサードプレイスの立ち位置にならないといけないのかについてお話ししてきました。 でもこれは過程の話。ゴールはまた別にあると考えます。 サードプレイスとなったコミュニティは世の中に溶け込み拡大していきます。 溶け込んだ先にあるべき姿。コミュニティのゴールは経済の確立です。 コミュニティは、コミュニティ経済圏を作るために拡大していきます。 この形に向けてコミュニティは日々進化しています。 そしてそうならないといけない時代でもあるのです。 マーケティング用語で言うならば、サードプレイスという役割がKPI、そしてコミュニティ経済という役割がKGIです。
KPIとは 政府、企業、団体、個人などが一定の目標達成に向かってそのプロセスが順調に進んでいるかどうかを点検するための、もっとも重要な指標。経営学から発生した概念で、英語のKey Performance Indicatorの略語である。

wikipediaより

KGIとは 政府、企業、団体、個人などが達成すべき最終目標を定量的に表した指標。経営学から発生した概念で、何をもって目標達成のゴール(成果)とみなすかを重視する考え方から生まれた用語である。英語のKey Goal Indicatorの略で、日本では「重要目標達成指標」「経営目標達成指標」と訳されることが多い。

wikipediaより

サードプレイスというポジションになることは過程でしかありません。 ゴールはコミュニティ経済で、それに向けてコミュニティは日々進化しています。 コミュニティという小さな枠組みの中だけで経済が循環する これぞコミュニティの終着地点だと思います。 世の中がストレス社会と言われる理由のひとつに「信用」という問題があります。 スーパーで売られている食品のラベルに書かれていることが疑わしかったり、ネットで商品を購入したら全く別の商品が送られてきたりと、様々な不安を抱えなくてはいけない状態を余儀なくされています。 この信用問題における不安を解決するために、コミュニティは存在します。 またそうでないコミュニティも、今後はこの目的も兼ねた形で繁栄しなくてはいけないし、そう願わずとも、自然とそうなっていくと思います。 例えば友人が飲食店を開業したとしましょう。 基本的には行きますよね?そしてもし仮にめちゃクソまずかったとしても、怒鳴り散らすほど文句は言いませんよね? それは応援するという気持ちから、行動をとったからです。 出された料理がめちゃクソまずかったとしても、感情は怒りではなく「頑張れ!」「今度は美味しい料理作れよ!」という応援の気持ちに変わり、マイナスに働く行動は取りません。 しかしどうでしょう。テレビで特集されていたお店や、有名人が経営しているお店に行ったとして、出された料理がクソまずかったら。 おそらく友人やSNSなどでネガキャンを行うと思います。 あの店はまずかった。テレビで言うほど美味しくなかった。と。 ここには応援の気持ちはない(あったとしても希薄)ですからね。思った感情がダイレクトに溢れ出ます。 こういうケースもあります。 近所に1杯500円前後で飲めるBARがあったとしましょう。 そして友人が、その隣に1杯800円前後で飲めるBARを開業しました。 誰がみても最初からあった店の方が安く飲めるにもかかわらず、あなたが飲みに行くとしたら友人のお店を選ぶはず。 やはりここには応援の気持ちがあるから、です。 さらには、単なる「飲める場所」から「飲めて、友人がいる場所」へと変わることで、あなたにとって上位互換になり得るサードプレイスに変わるというのもあるでしょうね。 そこにはプライスレスな価値が隠れています。 今の世の中が信用の上に成り立つ経済だとするならば、ある程度積み上げた信用を元に商売をやった方が圧倒的に優位に立てます。 先ほど挙げた例は飲食店と客という立場ですが、ビジネスの付き合いで仕事を振り合う関係だったとしても、ネット検索や営業から繋がった取引先よりも圧倒的に知人・友人が経営する(所属している)会社の方が優位に立てます。 それはお互いに「応援」の気持ちがあり、下積みされた「信用」があるからです。 コミュニティのオンライン化は、この関係を全国規模だけでなく世界規模まで広げました。 そしてオンラインコミュニティは趣味や思想、学びなど様々な共通点1点だけで簡単に繋がれるので、直接会うことなく最低限レベルの信用の下積みがすぐにでき、そしてその最低限レベルの信用を得た人をたくさん作ることができます。 コミュニティの利用価値はサードプレイスだけにとどまらず、生活の一部としても利用できるようになりましたし、今後なくてはならない存在へと確実になっていくでしょう。

ストラクチュアル・ホール理論を理解する

今現在コミュニティ経済に生きている方、または今後生きようとする方に向けて、絶対に理解しておいた方がいい考え方を紹介させていただきます。 それはストラクチュアル・ホール理論(structural holes /構造的な隙間)です。 詳しくはググってもらえればと思います。 *ただし検索しても解説記事は少なめです まずはこちらの画像を見てください。

画像引用: ProgLearn;

Aの図を見ていただきたいのですが、人と人の間にある線はつながりを意味しています。 相関図的な感じで見てもらうとわかりやすいかもですね。 さて、この中で最も優位な立場に立てる人は誰でしょうか? 答えはDさんです。 E、Fさん側の群衆と、G、Hさん側の群衆は、Dさんを通じないと交流をすることができません。 このAの図の全ての人を最もコントロールしやすい立場にいるのは、唯一Dさんだけなのです。 簡単に言えば、あなたもこのDさんの立場になった方がいいよ! というおすすめです。 例えばあなたがコミュニティA、B、Cの3つのコミュニティに所属していたとしましょう。 そしてコミュニティAのメンバーのひとり(仮称Y氏)が何か新商品を作り、それの販売経路を探していたとしましょう。 Y氏はあなたを通じればコミュニティB、Cにアプローチすることができますが、あなた無しではコミュニティB、Cへとアプローチはかけられません。 しかもあなたを通じることで、あなたの下積みされた「信用」をプラスした状態でリーチをかけることができます。 逆に新商品の販路を広げたがっているメンバーY氏にもメリットがつきます。それはあなたの下積みされた信用を持った方にリーチすることができるため、見ず知らずの人に売るよりもはるかにクオリティの高いアプローチをかけることができるのです。 Aの図のDさんの優位性、わかってきましたね? なぜDさんが最強なのか?という理由は他にもありますが、それはまた別の機会でお話ししたいと思います。 というかアベンチャーズ内で定期配信をしている「高橋優太のイノベーションTRIP」にて詳しく解説していますので、興味がある方はぜひご覧ください。 とにかく、コミュニティに生きるのも、コミュニティを使って何かビジネスを行うのも、全てこの理論を理解し、常にDさんの立場に立てるよう動くことで、最大限のリターンを得ることでできるということです。 これをちゃんと理解していれば、ブローカー業という仕事で莫大な利益を作ることだってできます。 突き詰めるとコミュニティの話に止まらなくなってしまいますが、マジでこの考えをちゃんと理解することをお勧めします。

アベンチャーズ経済の確立を目指して

今回は今後の世の中で、コミュニティがいかに重要かについてお話ししました。 我々アベンチャーズも今を走るコミュニティであり、サブタイトルに「100歳を過ぎても〜」と入っていますので、この流れには乗っていかないといけません。 少しづつですが、経済圏の確立を目指してインフラ整備しておりますので、会員の方は楽しみにお待ちくださいね。 あ、そうそう、その活動の第一弾として、会員さんが開発したオーガニックコスメの販売提携をしましたので共有させていただきます。 自分も利用していますが、本当にいい商品です。 特に自分は頭皮油分が多い体質で、普通にしていても頭皮が荒れてしまいます。 しかしこの商品を使用している間は、かなり調子いいんですよね。 ぜひ使用いただき、感想を教えてください。
『natural hair Skip』オーガニックコスメ、販売スタートしました

【オフ会】2022年3月20日(日)_名古屋

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