「VR(仮想現実)が浸透するために必要なこと!」-いとけんコラム

こんにちは!アベンチャーズのいとけんです。

いつもは動画で情報を届けておりますが、本コラムでは私が密かに感じているまだ動画にしていない内容を先出するテスト配信のような気持ちで執筆しております。

第八回目となる今回のテーマは「VR(仮想現実)が浸透するために必要なこと!」です。

最近の暗号資産市場はメタバースがブームです。

メタバースはVR(仮想現実)のことだと思っていただければ大丈夫です。

このメタバース・VR(仮想現実)ですが、現実社会ではほとんど使われていないので、多くの方はピンときません。

暗号資産投資家やブロックチェーン技術者の多くも同じで、いまいちピンときておりません。

伊藤もピンときておりません。

ということで、使ってみようという流れになりVR(仮想現実)にアクセスするための必需品である「Oculus Quest2(オキュラス クエスト2)」を手に入れて日夜いろいろ試している日々を過ごしております。

この体験を通して気がついたことを皆さんにお届けします。

VR(仮想現実)は究極のSDGs

本日の結論はこれなんですが、なんでメタバースをこんなに推すのかな?と考えた先の答えがこれでした。国連が掲げているSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は全部で17の目標、169のターゲット、232の指標があります。有名なのはジェンダー平等とかクリーンエネルギーでしょう。全部まとめると理想的な社会が出来上がるのですが、ほんとにそんなことできるの?というお互いに矛盾するような目標もあります。みんなで平等に貧富の差がなく、資源を公平に活用して経済成長しよう!ってどうやるんでしょうね?資本主義だったらもう詰んでいるような目標です。

でもこれに答えがあります。VRでやっちゃおうぜ!という話です。

現実社会では無理なこともファンタジーの世界に持ち込めば実現可能です。漫画やドラマや映画の世界でSDGsを満たした世界観のお話を作ることは可能ですよね。

でもそれ現実社会じゃないから意味ないじゃん!という話なんですが、そのファンタジーの世界に人間が入り込めば目的達成します。要は理想郷を作って理想郷の中に移住しましょう!という話です。

今ある現実社会は捨てるわけですね。

VR(仮想現実)技術はすでにあるし、これをアップデートしていけばストレスなくVR(仮想現実)に入り込むことは可能になるでしょう。

VR(仮想現実)の世界は理想郷で、現実世界がディストピア(暗黒世界)だった場合、VR(仮想現実)に行かない人の方がおかしな選択をしているということになります。

例えば、気温が-50℃になるエリアに住んでいる方が寒さで平均寿命が短かった場合、そのエリアに住んでいない人からすれば『なんで引っ越さないの?』という疑問がでます。

これは世界中で起きております。皆さん自身も周りの人から『あなたはなんでそれをしているの?』と疑問に思われながら生活しているわけです。気がついても後から生活を変えることはとても大変です。

どうすれば良いか?

答えは簡単で、生まれてから20歳になるまでの間にVR(仮想現実)を当たり前にしておけば良いのです。子供の頃の常識はなかなか変えられません。

幸か不幸か現在のVR(仮想現実)技術は不完全で13歳未満の方は発育に影響が出るため利用ができません。(13歳問題)

今後、技術が進歩し、最低利用年齢はどんどん下がっていくことでしょう。今後VRの対象年齢が下がるというニュースを目にしたら「ああ、現実社会の終わりが近づいてくるな」としみじみ感じることになるでしょう。

VRの普及に立ちふさがる、13歳未満のVR体験を制限する「13歳問題」とは

 

VR(仮想現実)が浸透する社会は牛舎小屋で生活することに似ている

すでに動物の世界ではVR(仮想現実)への移動が始まっております。SDGsの考えでは地球上の全ての生き物に対して慈悲を与えているわけですが、時代によって慈悲の中身は異なります。自然界が素晴らしいと断言できないのは、今の人類は幸せを科学の力で得たためです。自然界よりもずっと素晴らしい社会を作ったのですが、それは持続性がありませんでした。だから、やっぱり自然界に戻そうという選択肢もあるのですが、実際には戻すのではなく、持続可能な次の世界を作ろうという方向に進みました。

人間以外の生き物とはいまだにコミュニケーションはできませんので、おそらく生き物全員そう思っているに違いないという考えのもと地球上の生き物は全員がVR(仮想現実)へ移行するようになります。

すでにいくつか事例ができており、最初のステップとしては成功と言える結果を残しております。

牛舎の事例では、牛舎(現実)で生活をさせるよりもVR(仮想現実)で生活をさせた方が健康に良かったという結果が出てます。

この事例は牛なので実際に体験した牛側の気持ちは分からないですが、この写真を見た人の多くが『牛が可哀想』と思うでしょう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c340d2bbf2b7caf99adf41c789527d112ff06ba0

 

VR(仮想現実)をやっている方は幸せ!側から見ると可哀想!

人間に置き換わっても感想は同じです。VR(仮想現実)で1日の大半を過ごしているという人がTVで特集されたら翌日のSNSでは「不幸」「可哀想」というコメントが乱立するのが目に見えております。

じゃあ、自然界で生きている人は羨ましがられるのか?といえば、野宿をしたり仙人のような生活をしている人がいたら「可哀想」もしくは「大変そう」というコメントになるでしょう。

要は自分と違う生活スタイルは全て否定されるわけです。

自然界で生きている人やアーミッシュの文化圏の方からすれば、スマートフォンに操作されて都会人はロボットのようだという感想になるし、VR(仮想現実)の世界で生きている人からすれば、現実社会の生き方なんて、危険を晒して面白くもない日常で何が楽しいの?という感想になります。

未来は価値観ごとに生活がバラバラになります。

現在に置き換えてみれば宗教とにております。豚肉を食べてはいけない、1日何回かお祈りをしないといけないというのは特定の宗教の規律です。宗教が違うと友達になれないという時代もありましたが、今では平等でお互いを認め合う世界ですので他宗教の人でも交流はあります。

未来は価値観ごとに生活様式がかなり異なりますので、交流は難しいかもしれません。

サバイバルな生活をしている人とVR空間で大半の生活をしている人とでは会話すら成り立たない可能性があります。でもそれで良いのです。

地球上の人口が爆発的に増えていく中、みんなで同じことをしましょうという方が無理があります。大衆コントロールとしては「ミニマリスト」や「VR空間」といったものがもてはやされ一人あたりのエネルギー消費量は極端に少なくなっていく流れになるでしょう。

将来、火を焚くことが禁止になる可能性もあります。エネルギー効率が悪いですから。

そう考えると、今のうちにやっておくべきことはBBQかもしれません。

とりあえず、できる時にできることを楽しみましょう!

VRに無理に今から移動しなくても、将来は強制的にVRに行くことになると思いますので焦らなくても大丈夫です!

コラムで取り上げて欲しい内容があれば、お気軽に伊藤のSNSアカウントへお気軽にメッセージを送ってください。

また次回のコラムも楽しみに!