人生が生きにくいと感じる人へ③ 〜他人の目を無視する中国人からのアドバイス〜

愛してます!Saka Yamaです。

 

コラム第一回目では、人を引き寄せて

仲間と共に幸せな人生を送りましょう

という内容をお届けしましたが、今回は真逆です。

 

他人の目や意見を無視して幸せになろう!

という考え方です。

 

もちろん引き続き、仲間との関わりが人生を

豊かにすることを絶対的に主張させていただきますが、

孤立しすぎても、仲間に依存しすぎても

健全な精神を保つことは難しいのではないでしょうか?

他人の目や意見を気にせずに暮らせたらどれほど

楽に過ごせるかなるかなんてわかってるけど、

現実的にはなかなか難しいという方も多いと思います。

 

ではどうすれば他人の意見を気にしないようになれるのか?

実は簡単なメンタルのテクニックで他人の意見をノイズキャンセル出来ます。

 

 

私自身、思春期は多感で自分の行動や決断に

否定的な意見や態度を取られると、傷ついたり、悩んだりしていました。

ネガティブな感情はループして何度も嫌なことを

思い出してしまうことが日常で、精神的に疲れていました。

 

10代の頃、出家した僧侶のように心穏やかな中国人の同い年の友人に出会いました。

そして彼は私に言いました、

「さかやま、どうして自分の人生に責任も取ってくれない人達の言葉で心を乱す必要があるのか?他人の言葉で悩もうが悩むまいが君の人生は何も変わらないよ。それなら悩みが少ないほうが毎日気持ちよく過ごせるよね。

他人の意見を気にしない方法を教えてあげるよ。」

 

そんな方法あるなら皆やってるでしょ。と思いながらその方法を聞くことにしました。

 

「まずは、居心地の悪い人、仕事から自ら遠ざかること。生活環境をより居心地の良い環境に変えてしまえば、聞きたくないノイズを最小限に抑えて、常に良い精神状態で生活が出来るよね。わざわざ行きたくない人と飲み会に行ったり、やりたくない仕事をする必要はなないよ、徹底的に嫌なものから遠ざかれば良い。

 

そして、他人の意見に一々反応しないこと。相手を打ち負かそうとしたり、相手の方が正しいと判断してはいけない。本当に正しい答えは自分にしか分からないのだから。

 

他人と比較することほど無意味なことはない。他人より大きな家に住んだ方が、お金を持っていた方が幸せなのか?そんなことはないでしょう、価値観は人それぞれ。自分の理想像があってその理想を達成していくのが真の人生であって、他人を基準にした空い人生など死んでいるのと同じだよ。」

 

彼は「最後に思い出したくない、聞きたくないことは意識の外に追い出す技術を教えてあげよう。」と言って、こんな方法を伝授してくれました。

 

「まず、心を乱すような他人から言われた言葉や行動が頭に浮かんだら、『無視』『どうでもいい』と心の中から嫌な思いが無くなるまで、心の中で唱え続ける。

これを3ヶ月か半年くらい続けると無意識に『無視』『どうでもいい』が湧いて来る。

無意識に出来る様になると自然と他人から言われた嫌な言葉や行動がどうでも良くなるよ。」

一見簡単そうに見えますが、実際にやってみると

非常に面倒くさいと感じました。

なぜなら、自分は本当はストレスを感じた物事を

思い出しては悩みたかったのです。

 

厳密に言うと、ネガティブ思考のループの癖がついていて、

無意識にネガに行く方が楽だった事に気づきました。

そしてネガティブ思考のループにハマって

ストレスを増大させていたのです。

 

ですが、『無視』『どうでもいい』を数ヶ月間続けると、

無意識下に思考の癖が、ストレスのかかることを

考えない方向へ変化していきました。

 

それ以来、ネガティブなことはすぐに忘れられる

折れない精神力が身についたと思っています。

 

「思考の癖を変える」と言う概念は今やありふれていますが、

なるほど実際やってみると数ヶ月〜年単位の訓練が必要で、

だからこそ中々出来ない事なんだとわかりました。

 

「思考の癖を変える」技術は一度身についてしまうと

他にも応用出来るので非常に便利な技術です。

所謂自己洗脳のようなものだと思います。

 

その僧侶のような中国人も思春期には

他人の目ばかり気にして生きてきたので

何とか変わりたいと言う思いで必死で

身につけた技術だと言っていました。

 

ナチュラルボーンで心の強い人間なんてほとんどいなくて、

皆努力して精神を鍛えているのだと思います。

 

ストレスのない生活は自分の中にあるはずです。

ご興味ある方は是非実践して見てください!

 

では、さよなら〜